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テンダーヒル日記

わかば館で、初めてのケータリングをしていただきました。

カテゴリ: 日々の出来事(わかば館)
更新日:2013年01月07日

わかば館初めって以来のケータリング。

これまでは食事を非日常で楽しんでいただくために、外食を中心に行ってきましたが、

ご利用者様のご家族様の提案を頂き、初のケータリングに挑戦。
わかば館を、レストラン風に飾り、職員もウエイター・ウエイトレスに着飾り。

おまけに、マクロビオティックに挑戦。
マクロビオティックとは、日本の伝統食をベースにした食事の考え方。
つまり玄米や穀物、季節の野菜や海藻などをバランスよく食べ、よく噛むというもの。
・玄米をはじめとする全粒穀物、野菜や豆類、海藻などが中心
・その土地で摂れた旬のものを食べる(身土不二)
・素材を丸ごと使用する(一物全体)
・動物性たんぱく質よりも植物性たんぱく質を選ぶ
・精製されたものは控える
・甘さは出来るだけ穀物や野菜の甘味を使う
というもの。



この度は、「森羅塾」さまのご協力を頂き行いました。

環境・シェフ・そして味わったことのない味わい。

勿論、ただ、美味しいと言うだけの感想を聞こうなんてはなから思っていません。
「何コレ?」「・・・」
それぞれの反応は様々。

でも私たちが求めているのは、単なる喜びだけではありません。
喜怒哀楽。すべてが感情です。

もてなしに嬉しいものの困ると怒り出す方。こんなもの食べられないと不満を言われる方。
素直に感謝をおっしゃられる方。昔を思い出して師匠に食べさせてあげたいとおっしゃられる方。

反応はいろいろでした。もしかすれば、明日には記憶から消えてしまうのかもしれません。
でも、今日の様々な喜怒哀楽はきっと胸に刻まれているはず。

ご利用者様の全てを受け入れていきたいと思います。

最後に、この度の企画を頂いたご家族様。森羅塾の皆様。
本当にありがとうございました。

食事に対して探求される姿と、私たちの介護との通じる点。凄く感じました。

1つ1つの料理の中には、作られるシェフの配慮や心遣いが潜んでいました。
この見えそうで見えない真摯な配慮・心遣いが詰まっていました。

本当にありがとうございました。
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