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テンダーヒル日記

わかば館グループホームの方の家への想い

カテゴリ: 日々の出来事(わかば館)
更新日:2018年03月06日

夏に家に帰られた101歳の方。

それ以降も家に帰りたい願望を持ち続けられています。 もちろん、一人で歩くことすら困難な状況ですが、家でもう一度一人で暮らしたい。

 

 

頭では理解しながらも、押さえきれない願望。 もちろんグループホームでの集団生活では、思い通りにならないこともあると思います。

スタッフに家に帰ると伝えてももちろん賛成してくれる人も居られません。 理路整然と分かり切ったように家に帰って生活することの困難さを伝えられます。 納得せざるを得ない現実です。

ここで館長の私しかできない役割があるのかもしれません。 いつもスタッフが頑張ってくれているので、私も時には一肌脱ぐときが必要です。

 

 

一緒に自宅で赴きました。 まずは長年働いてこられた職場へ。 そして、自宅へ。

本当にここで生活をされようとされているのでしょうか? いいえ。ご本人もしっかりと家で一人で生活できないことは、理解をされています。 ただ、「家に帰りたい」この想いは本当です。

 

 

しっかりと現実を受け止められて、また今日からわかば館での生活を再スタートされます。

一緒に頑張っていきましょうね。 また、こころが折れそうな時は僕が支えます。

一緒に過ごせた時間に私も感謝です。

 

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