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テンダーヒル日記

わかば館デイサービスで、県立橿原考古学研究所付属博物館に行ってきました。(2日目)

カテゴリ: 日々の出来事(わかば館)
更新日:2015年06月12日

今日は第2班。

昨日に引き続き県立橿原考古学研究所付属博物館に行きました。

 

 

スタッフは2日連続(笑)

1日目もそんなに楽しくないのでは?と思いきや案外楽しかった。

それでも同じものを2日間も見れば。。。楽しめるのか?

 

昨日もボランティアガイドさんがついてくださったのですが、

今日のおふたりのガイドさん。

 

 

そのボランティアガイドさんが、熱心でした。

ずっと1つ1つの出土品を説明してくださいます。

 

それが案外面白い。

 

 

土器の描いてある画がその当時の様子を現しているとのこと。

 

例えば、

米の取れ高を祈祷して、お祭りをしていたこと。

そこには巫女が存在しており、お供えなどが行われていたこと。

そのお供えが、鹿やイノシシなどの動物。それも一頭丸ごと。

 

 

銅鐸とはその時に鳴らした鐘であって、それが徐々に村の象徴として大きく飾り物になっていきました。

 

天候を祈願するために、白い馬と黒い馬をお供えし、雨が降って欲しいときは黒馬、太陽が欲しいときは白馬であったとのこと。

 その後、馬は神の使いとして、馬の画をお供えするようになり、最期には絵馬を使うようになり現在に至っているとのこと。だから絵馬なんですね。

勉強になります。

 

弥生時代は、紀元前300年と紀元後300年を足した600年。

それより前が縄文時代。

勉強になります。

 

 

ガイドさんの話はこれくらいにしておいて、出土品の中には参加されているご利用者さんの村の近隣からのものもあり、

「家の近所やわ」とか「庭掘ったらでてくるかも」なんて楽しく歴史を身近に学べました。

 

今回の博物館巡りは、行くまではそれほど興味はわきませんでしたが、行ってみると楽しい。

今後も歴史に触れるのも悪くありませんね。

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