わかば館グループホームで一時帰宅を行いました。
カテゴリ: 日々の出来事(わかば館)
更新日:2015年06月22日
わかば館に入居後の一時帰宅。
実際に入居してみての必要なものや買いたいものが出てきたところ。
その際、私たちも一緒に同行をさせていただきました。
そこには、わかば館では見せられないご利用者様の一面を見ることが出来ました。
大切に保管されている衣類。
その1枚1枚に歴史があり、出来事があり、関わりがあったんだと思います。
自宅では階段を自分なりの方法で上がったり下りたり。
施設は勿論バリアーフリーで日頃使わない筋肉を使われたことでしょう。
安全で快適な生活環境が良いのか?危険は有りながらも、なじみの自宅が良いのか?
改めて考えさせていただく機会となりました。
それでも、ご本人様は入居を決められました。
さっさと自身で必要な荷物をまとめられ、帰る準備をされ、
「さぁ買い物に行こう!!」
自宅では、自分なりに全て決められて行動されておられたのに、
衣類店に行けばなかなか自身で買う物が決められないところ。
「どれを買えばよいんだろう。」「私分からないから決めて。」
「どうなんでしょう。私たちも分からないので一緒に考えましょうね。」
これからの新しい生活は、ご利用者さん自身が決めていかなければなりません。
それでないといつまで経ってもよそいきの生活になってしまいます。
新しい生活を一緒に考えていきましょうね。
そしてまた家にいろいろ取りに帰りましょう。
衣類だけではなく、これまでの生活や歴史、思い出を。。。
また帰りましょうね。